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戸籍謄本の取り寄せ方法
これまでお伝えした通り、パスポート申請には戸籍謄本(抄本)が必要です。
まず、戸籍謄本とは戸籍原本に記載されている人全部が対象になります。
一方、戸籍抄本とは戸籍に乗っているすべての事項から必要な人の部分だけ複写したものです。
パスポート申請の場合はどちらを提出しても構いません。ちなみに料金は戸籍謄本、抄本どちらも1通450円程度のようです。
そもそも戸籍って住民票がある役場に行けばいいんじゃないの?と思われている方もいるようですが、戸籍謄本(抄本)は本籍のある市町村でしか申請、発行できません。
もし住民票のある市町村と本籍地の市町村が飛行機に乗らないと申請できないような場所だったら…。
時間の都合がつけばいいですが、忙しい社会人にもなると、そのために何日も有給休暇を取るなんて難しいですよね。
そこで、ここでは戸籍謄本(抄本)の取り寄せ方について触れてみたいと思います。
不慣れな点をカバーしてスピーディーに対応できるようにしたいですね。
忙しい社会人も安心!郵送で請求する方法
まず申請書はどこで手に入るの?
戸籍謄本(抄本)の申請書は今お住いの市町村窓口にある申請書を使います。
自治体によっては少々書式が違うようですが、必要事項は同じようなので、違う自治体の書式を使ってもいいそうです。最近では書式をダウンロードできる市町村も増えてきているので、一度本籍地のある市町村のHPなどで確認してみるのもいいと思います。
申請書に記入が必要な項目は?
申請書には以下の項目を記入します。
- 本籍地と戸籍筆頭者(戸籍の最初に名前がある方)
- 必要な証明書の種類と部数
- 申請者の住所、氏名、電話番号(連絡がつきやすい携帯電話などがベター)
- 申請者の署名、捺印
- 必要な証明書の使用目的→例:パスポート申請の為
窓口で申請書を入手される方はその場で必要事項を確認しながら記入されるのがお勧めです。
手数料はどうやって払うの?
通常窓口で申請、発行してもらう場合は手数料として自動券売機で手数料分を購入するのですが、郵送で請求する際はその代わりとなる「定額小為替(ていがくこがわせ)」という方法で支払います。
定額小為替は郵便局窓口で購入できます。戸籍謄本が1通必要なら450円分の定額小為替を購入します。
本人確認書類
窓口で申請する場合も同じですが、戸籍法が改正されてから、本人確認が必須になりました。郵送で戸籍謄本などを取り寄せる場合も必ず本人確認が取れる身分証明書の添付が必須になります。
免許書や顔写真付きの住基カードなどコピーを1通用意してください。
切手を貼った返信用封筒
申請した戸籍謄本(抄本)を送付してもらうのですから、当然返信用封筒が必要になります。
必ず、自分の(現)住所まで届く切手が貼られているか確認してください。
必要書類の枚数分の重さに比例しますが、通常は1通82円程度です。(25㎏までは82円です)
まとめ
さてさて、ここまで揃えたら、書類一式を本籍地のある市町村役場へ郵送します。
申請書が到着するまでの郵送時間などにもよりますが、通常は1週間程度で戸籍謄本(抄本)が到着するようです。
時間に余裕をもって対応していきましょう。
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